先日、飲み友のアラサー看護師(県内の某中核病院勤務)2人と約3年ぶりの密会を楽しんできた。
場所は贔屓にしている居酒屋で、日本酒を舐め舐めしながら旬の魚と野菜をたらふくいただいてきたのである。いまでは居酒屋もすっかりコロナ禍モードになっていて、入店時のマスク着用、検温や手指消毒、席間のアクリル板はあたりまえ。店員さんはフェイスシールドにディスポの手袋をつけていて、胸のネームプレートには名前のほかにその日の体温とワクチン接種歴、さらにはPCR検査の陰性証明までが付されていたのである。なんという気の遣いようだ。ボクたち医療従事者もコレやった方がいいのではないか、と職業柄ついつい思ってしまった。何事につけ、押しも押されもせぬ人気店からは学ぶことが多いものである。
飲み始めるとアラサー看護師たちはいつものように職場での不満やプライベートの不遇を、ボクに哀訴してきたのである(ボクに言われても困るのだが)。仕事が忙しい、上司がダメ、同僚がちょっと、身勝手なご家族がいてね。いつになっても彼氏ができない、出会いがぜんぜんない、痩せたい、いま「ウマ娘」にハマってる等々、だいたいは平均的なOLあるあるだ。
でも彼女たちの真骨頂は、ああでもないこうでもないと嘆きながらもこうした日々の悶々としたストレスを、痛快なほど笑い話に昇華させるという離れ業ができてしまうところにある。これができる人とそうでない人の差は大きい。千里の径庭ほど大きいのである。ネガティブマターは笑い飛ばすのが一番。ボクはこれを経験的に知っているし、だからこそ彼女たちからの誘いにはホイホイとついていくのである。
なんやかんやで時間が過ぎてもアラサーたちはまだしゃべり足りない様子であった。しかしコロナ禍ルールで居酒屋での滞在時間は3時間までと決まっているらしく、ボクたちは店員さんに促されて後ろ髪を引かれながら終宴としたのであった。
アラサーAは代行車で帰るといい、ボクとアラサーBは電車に乗るため駅に向かって歩き始めた。その道すがらアラサーBから相談を受ける。なかなかシビアな話であった。
本人の努力だけでは解決できないトラブルに、ボクが加わったところでシューティングできるほどの特別な力をボクは持ち合わせていない。ボクは非力なのである。
他者からの批判に耐えられないのは、今の自分に自信がないからである。他者からの批判を自分自身どこかで同意してしまうからこそ、耐えられないのだと思う。彼女にとっては、ちょっと笑い飛ばせないような難敵と対峙しなければならない状況のようだ。
ボクなら、そういう時は一度立ち止まって一休みする。好きな本を読み返したり、映画を観てぼんやりする。そしてしばらくして、そろそろいいかなと感じたらまた歩き始める。そんなに心配しなくていい。ボクは酔った頭で彼女にそんな不得要領な話をしたような気がするのである。
・心配事の96%は実際には起こらない
・3割の人とは合わない
・どんな人でも2割からは嫌われる
・考えた結果は5秒でも30分でも86%が同じになる
・1日6分の読書で68%のストレスは軽減する
これらの数字にはちゃんとエビデンスがある(米国ミシガン州立大学の研究)。覚えておくと少しは役に立つことがあるかもしれない。
電車に乗って帰宅したら0時を大きく回っていた。午前様ではないか。シャワーを浴びて話題のヤクルト1000を一気に飲んだら、とたんに睡魔が襲ってきたのだ。明日の朝起きられるか心配しながら布団に入ると、秒で爆睡してしまったのである。
翌朝、目が覚めるといつもより1時間も遅い時間であった。慌てて飛び起きて冷たい水で顔を洗いながらボクは考えた。心配事の4%は実際に起きてしまったのである。トホホ。
【奇跡の麦「きたのほし」を使った限定ビール、これは旨い! やっぱりビールはサッポロ推しだ】
場所は贔屓にしている居酒屋で、日本酒を舐め舐めしながら旬の魚と野菜をたらふくいただいてきたのである。いまでは居酒屋もすっかりコロナ禍モードになっていて、入店時のマスク着用、検温や手指消毒、席間のアクリル板はあたりまえ。店員さんはフェイスシールドにディスポの手袋をつけていて、胸のネームプレートには名前のほかにその日の体温とワクチン接種歴、さらにはPCR検査の陰性証明までが付されていたのである。なんという気の遣いようだ。ボクたち医療従事者もコレやった方がいいのではないか、と職業柄ついつい思ってしまった。何事につけ、押しも押されもせぬ人気店からは学ぶことが多いものである。
飲み始めるとアラサー看護師たちはいつものように職場での不満やプライベートの不遇を、ボクに哀訴してきたのである(ボクに言われても困るのだが)。仕事が忙しい、上司がダメ、同僚がちょっと、身勝手なご家族がいてね。いつになっても彼氏ができない、出会いがぜんぜんない、痩せたい、いま「ウマ娘」にハマってる等々、だいたいは平均的なOLあるあるだ。
でも彼女たちの真骨頂は、ああでもないこうでもないと嘆きながらもこうした日々の悶々としたストレスを、痛快なほど笑い話に昇華させるという離れ業ができてしまうところにある。これができる人とそうでない人の差は大きい。千里の径庭ほど大きいのである。ネガティブマターは笑い飛ばすのが一番。ボクはこれを経験的に知っているし、だからこそ彼女たちからの誘いにはホイホイとついていくのである。
なんやかんやで時間が過ぎてもアラサーたちはまだしゃべり足りない様子であった。しかしコロナ禍ルールで居酒屋での滞在時間は3時間までと決まっているらしく、ボクたちは店員さんに促されて後ろ髪を引かれながら終宴としたのであった。
アラサーAは代行車で帰るといい、ボクとアラサーBは電車に乗るため駅に向かって歩き始めた。その道すがらアラサーBから相談を受ける。なかなかシビアな話であった。
本人の努力だけでは解決できないトラブルに、ボクが加わったところでシューティングできるほどの特別な力をボクは持ち合わせていない。ボクは非力なのである。
他者からの批判に耐えられないのは、今の自分に自信がないからである。他者からの批判を自分自身どこかで同意してしまうからこそ、耐えられないのだと思う。彼女にとっては、ちょっと笑い飛ばせないような難敵と対峙しなければならない状況のようだ。
ボクなら、そういう時は一度立ち止まって一休みする。好きな本を読み返したり、映画を観てぼんやりする。そしてしばらくして、そろそろいいかなと感じたらまた歩き始める。そんなに心配しなくていい。ボクは酔った頭で彼女にそんな不得要領な話をしたような気がするのである。
・心配事の96%は実際には起こらない
・3割の人とは合わない
・どんな人でも2割からは嫌われる
・考えた結果は5秒でも30分でも86%が同じになる
・1日6分の読書で68%のストレスは軽減する
これらの数字にはちゃんとエビデンスがある(米国ミシガン州立大学の研究)。覚えておくと少しは役に立つことがあるかもしれない。
電車に乗って帰宅したら0時を大きく回っていた。午前様ではないか。シャワーを浴びて話題のヤクルト1000を一気に飲んだら、とたんに睡魔が襲ってきたのだ。明日の朝起きられるか心配しながら布団に入ると、秒で爆睡してしまったのである。
翌朝、目が覚めるといつもより1時間も遅い時間であった。慌てて飛び起きて冷たい水で顔を洗いながらボクは考えた。心配事の4%は実際に起きてしまったのである。トホホ。
【奇跡の麦「きたのほし」を使った限定ビール、これは旨い! やっぱりビールはサッポロ推しだ】